お知らせ

日本IBMとの実証実験に関するお知らせ 2015/10/28版

2015年10月28日

株式会社エスティライフ

日本アイ・ビー・エム株式会社

 

エスティライフと日本IBM

ライフプラン作成支援システムを実証

ユーザーの価値観に合わせた商品提案を実現

 

株式会社エスティライフ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:坂口 豊隆、以下エスティライフ)と日本IBMは、このたび、保険商品の選定に必要なライフプラン・シミュレーション*をより手軽に実施できる「ライフプラン作成支援システム」を共同で研究・開発し、その有用性を実証しました。エスティライフは、当システムを今後活用しながら、有効性をさらに検証し、今後のライフプラン作成支援に役立てて行く予定です。

 *ライフプラン・シミュレーション:家計の変遷を試算し、金銭面から将来の人生設計を思考して家計の見直しなどを行う方法。

 

近年、オンライン上での保険商品選定のためのライフプラン・シミュレーション*を行う際、利用者が入力しなければならない項目が数百に上り、その煩雑さによって離脱率が増加する傾向にありました。また、利用者の価値観が多様化するに従って、その価値観の差異を考慮した柔軟かつ最適な保険商品の推奨が求められています。このような課題やニーズに対応するライフプラン作成支援システムの構想について、エスティライフと日本IBMは、2014年8月から2015年6月の11カ月間で共同研究・開発と実証実験を行いました。

 

この共同研究・開発は、お客様とIBMの研究者が協力しながら先進的なソリューションを作り出すことを目的としたIBMの「First-of-a- Kind(FOAK)プログラム」の一環で行われました。エスティライフのライフプラン・ナビゲーション技術「Dynamic Life Plan Navigator(以下、DLP)」とIBM 東京基礎研究所が研究・開発した「Insurance Information Lifecycle Management Platform(以下、IILP)」を組み合わせ、エスティライフが蓄積してきたライフプラン作成に関する幅広いノウハウと、IBM東京基礎研究所の自然言語処理技術やアナリティクス技術の成果が活用されています。

 

今回共同研究・開発、実証実験を行ったライフプラン作成支援システムでは、ライフプラン・シミュレーションにとどまらず、家計改善のノウハウをシステム化し、僅かなプロセスを経るだけで自動的に家計改善を提案します。また、利用者へお勧めの保険を提案し、同時に、加入に関するリスクを明確にすることでその掌握を容易にします。また、一般的には死亡リスクに関する提案が多い中、生存リスクについて明確にするため、利用者に煩雑さを感じさせることなく、最適な保険商品の提案を行います。

 

今回の共同研究・開発では、IILPの「パラメーター推定」、「重視度推定」、「情報フィルタリング」機能をDLPに組み込み、利用者の価値観に合わせて商品提案を行うライフプラン・シミュレーション・システムが実証されています。

 

「パラメーター推定」機能では、利用者の過去のデータを元に機械学習とアナリティクス技術による入力項目の最適化によって、わずか8項目の属性情報を入力するだけで、100を越える他の項目が自動的に入力されます。なお、自動入力された内容は、必要に応じて利用者自身が修正することが可能です。この「パラメーター推定」機能を活用したことで、入力の負担は軽減され、ライフプラン・シミュレーションを完了する人は従来の約2倍*の割合になりました。

 *実証実験において、既存のプロファイル入力ユーザインターフェースを使用したユーザーと本機能を応用したユーザインターフェースを使用したユーザーの比較。結果出力用ボタンのクリック率を測定。

 

「重視度推定」*機能では、特定の商品カテゴリーにおいて、各利用者が商品のどのような特徴を重視しているのかを推定します。また、ライフイベント*を検討する際、具体的なサービスや商材を紹介するだけでなく、該当するホームページへリンクできる機能も搭載されています。

*重視度推定機能には、国立研究開発法人科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業CREST(http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/)におけるIBM東京基礎研究所の研究成果が活用されています。

*ライフイベント:人生の節目となる出来事。一般的には、生誕、就学、就職、結婚、出産リタイアなどがあげられます。

 

実証実験では、97%の利用者が数個の質問に回答するだけで的確な商品提案を受けることができた結果、その利用に満足したことが検証されました。

 

「情報フィルタリング」機能では、利用者、保険会社、アドバイザーが相談を持ちかけたり専門家のアドバイスを受けることを期待して参加するフォーラムにおいて、不適切な書き込みへの注意喚起を支援します。利用者がこのフォーラムに投稿する前に、自然言語処理でプライバシー情報などの適切性が疑われる記述内容箇所を抽出し、該当箇所と修正案を利用者に提示します。利用者は書き込み内容の見直しを行い、より適切な投稿することができます。なお、このフォーラムは匿名で運用されています。

 

IBMとエスティライフは、今後も技術開発、及びそれらのビジネス展開に関して協業を行って行きます。また、IBMは、今回開発した、パラメーター推定、重視度推定、及び情報フィルタリング機能を、保険業界をはじめ、金融、ヘルスケア等様々な業界に展開していく予定です。

 

さらに、IBMでは、正規化された構造化データと、会話などのテキスト情報のような非構造化データという多様かつ膨大なデータを長期的に扱うなど、進化の目覚しいビッグデータ分析をはじめ、今後もアナリティクス技術の分野に注力していきます。

 

エスティライフについては、下記のURLをご参照ください。

http://st-life.jp/

 

IBM 東京基礎研究所については、下記URLをご参照ください。

http://www.research.ibm.com/labs/tokyo/index_j.shtml

 

  • IBM、IBM ロゴ、comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。現時点でのIBMの商標リストについては、 http://www.ibm.com/legal/us/en/copytrade.shtml (US)をご覧ください。
  • その他、この報道発表資料に記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
  • この報道発表資料に記載されている内容、製品・サービスの価格、仕様、お問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更される場合があります。

 

【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】

株式会社エスティライフ    広報 坂口   Tel:052-684-5881

日本アイ・ビー・エム株式会社 広報 玉川   Tel:03-3808-5120

 

本件に関する(株)エスティライフへのお問い合わせは、下記フォームからお願いします。

会社名(必須)

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

題名

メッセージ本文