導入企業様インタビュー

リンナイ従業員組合

「働く目的は自己実現」であるはず。
働く事自体が目的となっている方に気付きを。

今回のインタビューは、熱エネルギー機器を中心としたメーカーであるリンナイ株式会社の従業員組合委員長である赤木さまです。
毎年45歳になる方全員を対象に実施されている「Life Design研修」についてお聞きしました。

━━━毎年実施されているこの研修ですが、これまでの経緯をお聞かせください。

  • この研修は開始してから10年が経ちます。当初は25歳・35歳・45歳の年齢別に、各部門から選抜制で参加いただいていましたが、ボトムアップを目的に5年前からは対象年齢の方全員に募集しています。これにより女性の方にも参加いただける様になりました。
  • 当初から「人生の棚卸し」を目的に実施してきましたが、受講者から「お金の分野」のニーズが多かったため、今では人生の棚卸しと共に、今の家計の課題発見やセカンドライフに向けたお金の準備についても考えていただく研修内容となりました。
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━━━この研修に対して、組合としての狙いはどのあたりにあるのでしょうか?

  • 仕事をする目的は、各個人の自己実現であると考えています。もちろんその中には、欲しい物を買うことなども含まれますし、自己成長すること。そして退職後も自分らしく、理想とするセカンドライフを過ごすことも含まれると思います。しかし普段の生活の中では無意識のうちに、働くこと自体が目的となっていることも多いため、この研修を通じて、これまでの自分を振り返り、今を見つめ、これからの自己実現にむけて立ち止まって考えていただきたいという思いで実施しています。

━━━このセミナーの特長や、組合としてのこだわりについてお聞かせください。

  • いくつかありますが、まず個人・グループ共にワークが多いことです。自分自身と向き合うための時間や、他のメンバーからの意見を取り入れるための時間を多く設けています。また、自分自身に落とし込んでいただくために、特にお金の面では、個人別の家計診断書を使い、発見した課題を1人1台のPCを使って修正プランをシミュレーションすることも特長的だと思います。これは一般論的な内容だけでなく当事者意識を持っていただくために実施しています。
  • それと、社長の講話が聞けることも特長かもしれません。経営者の考えを近距離で聞ける機会はさほどありません。これは企業理念を浸透させるために貴重な機会だと思います。

━━━今、課題視されていることはありますか?

  • まずは参加率です。45歳全員を対象に募集していますが、参加率は男性で7割、女性で4割です。一部平日に開催していることもあり、会社の各部門の理解をさらに得ること。そして口コミによる効果を上げていく必要があると思います。そして、受講後のフォローアップも今後の課題です。「受講して終わり」という状態からの脱却ですね。
  • 会社から「仕事とお金」をひくと何が残るのか。経験や友人、そして仕事以外のことを含めた自己成長。 その分野を扱うことも組合の役割だと思います。
  • 在職中はお金や地位、生きがいなどが与えられますが、70歳になった時に振り返ってリンナイにいて良かった。学んだことが人生の役にたったと思っていただける活動を今後も実施していきたいと思います。