導入企業様インタビュー

株式会社カネカ

社員の成長と幸せこそが、
企業永続のカギ

━━━本日はお時間いただきまして、誠にありがとうございます。過去30年に渡り実施しておられるライフプラン支援の活動について色々とお聞かせいただければと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

  • こちらこそよろしくお願いいたします。

Kamiya.JPG神谷センター長P1000228.JPGSTL代表 坂口

━━━ライフサイクルセンターでは、共済会事業として様々な事業に取り組んでおられますが、その中でも最も重視されている事業は何でしょうか?

  • 会員(従業員)の生涯能力開発ですね。個々人の人生にとって「会社生活の充実」と「家庭生活の充実」は車の両輪であると考えています。どちらか一方では成り立ちませんよね。トータルな人生をテーマにする、この生涯能力開発は、会社と労働組合にまたがった第三の組織で実施することが相応しいと考えており、共済会である我々が最も注力している活動なんです。

━━━なるほど。KLCでは車の両輪の両方に関わる能力開発を行っておられるわけですね。

  • いくつか理由があるのですが、このテーマは自分の生き方を振り返ったり、今後をイメージすることが必要となります。それは「建て前」でやっても効果はありません。研修が成功するか否かは「本音」をいかに引き出せるかで決まります。そのためには会社の上下関係から一歩はずれた機関で実施することが望ましいです。

━━━確かに会社が実施する場合、どうしても評価を気にされる方もいらっしゃますよね。

  • そうなんです。そしてもう1つの理由として、生涯能力開発はトータルな人生に関わる研修であるため、会社の好不況に関係なく安定的に展開できることが望ましいと考えています。だからこそ、我々の大きな役割であると考えています。

━━━今年で30周年を迎えられ、ライフプラン支援活動も30周年。これは日本においてもかなり先駆的な存在であると思いますが、この活動をどの様なお考えで始められたのでしょうか?

  • 「労使は共同して、従業員の相互扶助と自助努力の精神を培い、各人の生涯能力開発の努力を支援し、生涯福祉の実現を目指した環境づくりを図ります」これを活動理念としており、ライフサイクルセンターとは、「生涯能力開発」の教育研修を行うために生まれた組織であると定義付けられて発足した経緯があります。それを脈々と受け継いできた。ということでしょうか。

━━━今年で30周年を迎えられ、ライフプラン支援活動も30周年。これは日本においてもかなり先駆的な存在であると思いますが、この活動をどの様なお考えで始められたのでしょうか?

  • 「労使は共同して、従業員の相互扶助と自助努力の精神を培い、各人の生涯能力開発の努力を支援し、生涯福祉の実現を目指した環境づくりを図ります」これを活動理念としており、ライフサイクルセンターとは、「生涯能力開発」の教育研修を行うために生まれた組織であると定義付けられて発足した経緯があります。それを脈々と受け継いできた。ということでしょうか。

━━━では設立当初の活動についてお教えいただけますか?

  • 【ライフプラン】30〜35歳対象で持ち家、教育費、余暇活用と言ったテーマです。【グリーンプラン】45〜53歳対象で、人生の振り返りと再チャレンジを狙ったプランで、健康と体力、強みの発見と活用、家庭生活と余暇を取り上げました。【オレンジプラン】半年後に定年を控えた方が対象で、定年後の生活を考えるプログラムです。しかし、当初30〜35歳を対象としたライフプランは価値観の多様化によりニーズがつかめず、また仕事のウェイトが高い年代であったこともあり、実施できませんでした。

━━━ではその後、ライフプラン支援活動は、どの様な変遷を経てこられたのでしょうか?

  • いくつかの転換期があったと思いますが、大きな変化としては、セミナーの階層別教育体系を作ったことがあります。数年前までは、会員の方が興味を持ちそうなテーマのセミナーを複数設定し、各事業所で実施していました。たとえば「住宅の買い方」とか「保険の基本」と言ったテーマ別セミナーです。しかし各事業所では、ライフプランに関心が高い少数の方が参加される傾向がありました。そこで、LCセンターとしては、更なる「活動の広がり」や「公平・平等性」が実現でき、会員全体を体系的な仕組みで引き上げていける活動にしていきたいと考えました。そこで数年前からは階層別に教育体系を作り、ライフステージの節目を迎えられるタイミングで、社内制度を含めた必要な知識の習得と、行動に移すことができるプランニングを行っていただく活動にシフトしていきました。また、そうしたことで、受講対象者が明確になっているため、以前の様な全方位型の募集ではなく、個々人を対象とした募集が可能となり、効果的に受講を促すことができるようになりました。

━━━長年事業(活動)を継続されてこられた中で、色々とご苦労もあり、また会員の方からの反響も様々だったかと思いますが、いかがでしょうか?

  • 終日実施した「一般的なライフプランセミナー」はFPの方に講師をお願いしましたが、 一方的に自分のノウハウをレクチャーするだけの一般論だけで終始していました。 焦点が絞られておらず、反響がよくありませんでした。また、講師が都度かわり、内容にも濃淡がありました。 カネカ制度の利用価値や個人の悩みに相談にのるといったサービスが欠けており受講者から不満が募ってきました。 その点、現状お願いしている御社は、弊社の制度の長短所を熟知された専任の講師を派遣され、利用価値のある制度を判り易くレクチャーしていただけるので非常にありがたいです。やはり受講者がいかに当事者意識を持てるセミナーを実施するかがポイントになると考えております。それができれば自然と口コミで広がっていきますしね。

━━━お褒めいただき、ありがとうございます。今後さらに工夫していきますので、ぜひ期待してください。では、次の質問に移らせていただきます。以前は、テーマ別セミナーを展開され、現在では階層別の教育体系をお作りになられたということですが、具体的にはどの様なセミナーを展開されておられますか?

  • 現在の活動は、それぞれの年代やライフステージにおいて必要な知識を段階的に習得いただき、将来を自分らしく迎えられる準備をしていただくこと。そして、カネカの社内制度を活用した具体的な行動計画を作成いただくことを目的としています。階層別の教育はまず新入社員の時からはじまります。社会人としての「お金との関わり方」を短時間ではありますが、全員に伝えています。もちろん社内制度の話もいたします。やはりお金は習慣化の影響が大きいので、入り口で間違わない様にしていただくためと今後のライフプランへの興味を持っていただくための初歩的な内容ですね。次の節目は結婚時です。もちろん配偶者の方に参加いただくことも可能です。このセミナーではカネカの社内制度を夫婦で理解いただき、有効な活用方法を知った上で、夢の共有と、その実現にむけた具体的なプランニングを行っていただきます。そして次の節目は30代後半。ここでは家計の軌道修正を行っていただくことに主眼を置いています。住宅の購入や子供の成長などの支出が続く時期ですが、行き当たりバッタリでこの先進んでいただくことの無い様に、これまで選択してきた結果を元に、家計の中で修正すべき点がないかを確認いただきます。
  • また、これらライフステージごとのセミナーでは、受講者各自の家計を診断した結果をお渡ししている点が特長です。短期的な家計のやりくりでなく、分析の結果出てくる「未来予想図」が自分の思え描く姿になっているのかを確認いただくことで、 はじめて個々人の課題に気付いていただけると思います。よってライフステージの節目を迎えられる時期には、人生と家計を分析し、それぞれの問題点を個別に明確にできる診断書を提供しています。

━━━では最後に、KLCとして、これから、この活動をどの様に発展させていきたとお考えでしょうか?

  • おおきく分けて2つあります。1つ目は「従業員へのサービス機能、コンサルティング機能の強化」です。若い世代ほど、税金や社会保障などの基本知識や結婚・育児などの各ライフステージで必要となる費用などについての情報が必要と考えます。早い段階から経済設計支援をすることで、安心して仕事に取組んでほしいと思います。そのためには、現在のセミナーを「知らなかった」「受けておけばよかった」と後悔される方をなくすことです。節目を迎えた方は必ず受講できるという仕組みを構築していくことですね。
  • また、現在好評のセミナー後の個別相談を含めたコンサルティング機能のさらなる強化です。「良い話を聞いた」ではなく、自分自身の生活に落とし込み、課題視したこと、疑問に思ったこと、そして解決したいと思ったことを、スグに解決できる個別相談は、各自の行動を支援する上で最も強化するポイントです。そして、もう1つのさらに大きなビジョンとしては、この活動を通じてライフサイクルセンターが「身近で頼れる存在である」と会員から認識されることです。そう認識されることで「安心やチャレンジ精神を得られる。個人として成長できる」 「カネカに居て良かった」という想いに通じると思います。社員の成長と幸せこそが企業永続のカギだと思います。我々はそこにこだわっていきたいと思います。

━━━ありがとうございました。最後の言葉で、いかに御社が従業員を大切に考えているかが伝わってきました。今日は本当にありがとうございました。

  • こちらこそありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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