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「確定拠出年金」は個人で運用するよりトク!

「経済は人の感情が動かしている」と聞いたことはないだろうか。資産運用をしている人なら感じているだろうが、感情に左右されているのは資産運用を始める前の人にも言えること。投資感情のメカニズムを知り、発想の転換をしてみよう。

人は「現状維持バイアス」なるものをもっているらしい。新しい物を受け入れず、現状のままがよいと考える心理的作用のこと。

確かに、資産運用は耳慣れているが、未知の物である。金融教育が盛んとは言えない日本においては心理的に受け入れがたい存在となってしまうのではないかと思う。
経済は感情で動いているとも言われるので、心理的要素というのは無視できない大きな問題であることも分かる。ここで、心理的な作用を逆手にとってみよう。

スクリーンショット(2013-08-29 13.21.47).JPG人は損をする方が得をした時の方が精神的ダメージが大きいという。
資産運用をしなかったら、損をしないと思っているようだが、実は大きな損をしていることが分かれば真剣に取り組むことができるんではないか。

リスクを取ることなく、安心した将来が約束されているなら良いが、実際には考えにくい。退職時にある程度ゆとりのあるお金を確保しておくためには、「時間をかける」か「リスクを取るか」のいずれかが必要となる。

出来る限りリスクを減らしてお金を確保していくためには、お金をふやすための時間を多く確保できた方が良い。

それならば、今が自分の人生に資産運用を取り入れる最高の時期である。しかも、確定拠出年金で資産運用すれば、自分で始めるより金銭的なメリットがある。

その一つ、
 <運用時の収益は非課税>
19429831_s.jpg自分で証券会社に行って運用を始めた場合、運用によって得た利益には税金が課せられる。例えば、月1万円を金利3%で30年間運用したと考えよう。

すると、なんと30年後の利益は約228万円にもなる!
ただし、全額は受け取れない。知ってのとおり税金が取られてしまう。税金が20%引かれるとすると、46万円ほどの税金を払うことになってしまう。

確定拠出年金はその税金を免除してもらえる。(ただし、全額免除されると思いきや、受け取るときには所得となるので、税金がかかることがあります【所得控除あり】)

これは自分の運用がうまくいくほど効果を感じられるのではないか。自分の管理次第では大きな節税効果が生まれる!

さあ、どれくらい利益を出せるか挑戦しよう! どれだけ儲かったか、捕らぬ狸のナントカをしてみよう。増えたお金は将来「自分のため、大切な人のため」に使えるお金になる。

こう考えると資産運用も始めやすくないですか。
証券会社や銀行の窓口で勧められると、なにか損する物を買わされるのではないかという気がするのもよくわかる。しかし、そういったバイアスは確定拠出年金には必要ない。まずは勉強と思って、皮算用しながら始めるというスタンスでよいと思う。

「何もしない=安全」ではなく、「何もしない=損」という時代。自分の感情を逆手に取り意識改革をして、挑戦あるのみ